ゲートバルブは、RISING-STEMバルブまたはNONRISING-STEMバルブのいずれかに分類されます。図2に示す非上昇ステムゲートバルブでは、ステムの下端がゲートにねじ込まれています。ステムのハンドホイールが回転すると、ゲートはスレッド上でステムを上下に移動しますが、ステムは垂直に静止したままです。このタイプのバルブには、ほとんどの場合、バルブの位置を示すためにステムの上端にねじ込まれたポインタータイプのインジケーターがあります。
図に示す上昇ステムゲートバルブには、ゲートに取り付けられたステムがあります。バルブが作動すると、ゲートとステムが一緒に上下します。
蒸気システムで使用されるゲートバルブには、柔軟なゲートがあります。フレキシブルゲートを使用する理由は、バルブが閉位置にあるときにバルブ内でゲートが結合するのを防ぐためです。蒸気ラインが加熱されると、蒸気ラインが膨張し、バルブ本体に歪みが生じます。冷蒸気システムのバルブのシートの間にしっかりしたゲートがぴったりとはまる場合、システムが加熱されてパイプが伸びると、シートがゲートに押し付けられ、シートがゲートに押し付けられ、ゲートが挟まれてバルブが閉じられます。この問題は、柔軟なゲート（中央に柔軟なハブを備えた2つの円形プレートが互いに接続されている）を使用することで解決されます。この設計により、バルブシートがゲートを圧縮するときにゲートが曲がることができるため、クランプが防止されます。
